【札幌】ヌーベルプース(フレンチ) [たまには外食]
6月のとある平日、お義姉さんとランチへ行ってまいりました
北海道知事公邸の目の前でけっこう大きい通りにあるマンションの1階。
『ヌーベルプース』というフレンチレストラン。
ちなみにヌーベルプースはフランス語で「新芽」という意味だそうです。
入り口は意外にこじんまり
開店の時間に予約したので他のお客様はまだ入っていませんでしたが店内の写真は撮り忘れました。。。
ランチのコースは1,800円、2,800円、3,500円の3種類。
今回は前菜、スープ、メイン(魚または肉)、デザートがついた2,800円のコースに。
ちなみに1,800円だと前菜かスープのどちらかになり、3,500円だとメインが肉と魚の両方についてきます。
テーブルにはお箸も用意されているのでナイフとフォークで上品に。っていうのが苦手な方でも肩肘張らずにお食事できます。
お箸が用意されていると細かいものを食べるのにけっこう便利だったりしますよね。お箸が置いてあると「ラッキー♪」とか思っちゃいます。正統派フレンチとしてはNGだという方もいるかもしれませんが・・・。
で、最初の一品。前菜の前にアミューズです。
かわいらしい♪
2人分が大きなプレートにのせられています。
真ん中はチーズのおせんべい(とスタッフが言っていました)。
パルメザンをカリッと焼き上げたようなもの。確かにおせんべいだ(笑)
右の透明グラスの中はピクルス。セロリとかニンジンとか5~6種類が一口サイズにカットされて入ってます。割とさっぱりした甘さ控えめのピクルスで食前にぴったり。
左のカップの中はスープ。小さく刻んだワラビが入っていて、スープの下は茶碗蒸しみたいになっています。あっさりした優しい味なうえにわりと手が込んでるなぁと好印象
次は前菜。
おぉ。キレイ
メニューには「キャビアに見立てた茄子と石狩産赤、黄、青トマトのコンソメジュレ寄せ 初夏のイマージュ」と書いてありました。長い名前・・・。
メニューは最初にちらっと見ただけなので食べるときには全く覚えてなかったんですが、今思うとコンソメジュレの下にあったものが”キャビアに見立てた茄子”だったようです。
スタッフの方は「茄子をペースト状にしてマヨネーズなどで和えたもの」と説明してくれました。
あまりキャビアっぽいかどうかとか考えてなかったんですが、確かにプチプチした感じはありました。
なんだか説明が難しいんですけど、茄子のペーストのほうはコクがあり、ジュレはさっぱり。色とりどりのトマトもキレイだしすごく夏らしい一皿で涼しげなうえにおいしかったです。
なんだか説明が長くなりましたけど(笑)次はスープ。
冷たいスープです
名称は「深川・音江町で獲れた胡瓜の冷製スープとポーチドエッグ、とんぶりのクルトン添え」です。
これも爽やかで夏らしい一品。
スープの中にポーチドエッグが入っていてちょっとビックリというか面白いなーと思いました。
クリーミーなスープと卵はよく合います。
これも手がこんでいて大変おいしいです。
アミューズに温かいスープがあり、前菜がジュレ、そしてスープとなんだかスープっぽい感じのものが続いてるねぇ(笑)とお義姉さんと話しつつもどのお皿も見た目も味も良くて既にお気に入りの店に決定しそうです。
次はメイン。
お義姉さんは魚
「本日の鮮魚(この日は鱈)と羽幌産ズッキーニの鱗仕立て」
ズッキーニを鱗に見立てているようです。
見た目もおしゃれですねぇ。なんだか感心しちゃいます。
そしてこのお魚のおいしいこと!
低温でじっくり焼き上げているそうで、すっごくふんわりしっとりした仕上がり。
身も肉厚だし、オリーブなどが入ったさっぱりしたソースもよく合います。
私はお肉
コースの肉料理としては豚肉だったんですがプラス料金(1200円か1500円だった)で牛肉のお料理に変更可能だったため、たまには牛肉もいいよねってことで選択。
なので料理名が分からないんですが、「白老牛ヒレ肉のトリュフソース 季節の野菜を添えて」ってとこでしょうか(あんまりひねりがないなー)。
で、このお肉がこれまたすばらしい!!
すっごく柔らかくてジューシー。
ソースもお肉とよく合うし、これはプラス料金払う価値あるな~と思いました。(豚肉でもたぶんおいしかったんだと思うけど)
ちなみに本来は平取産の和牛ヒレ肉が使われるはずだったのですが、帰り際にシェフが「すごくいい白老牛が入ったのでそれを使ったんです」とおっしゃっていました。
もしかしてラッキーだったのかも
最後はデザート。
おいしそう
「パイナップルのタルト 自家製アイスクリーム添え」
サクサクのタルトの上に甘酸っぱいパイナップルの薄切りがたっぷり。
アイスクリームもミルク感たっぷりでパイナップルともすごく相性いいです。
お~いすぃ~。
ちなみに飲み物はコーヒー、紅茶、ハーブティから選択できます。
ハーブは7~8種類ありまして、ブレンドしてもらうことも可能です。
ハーブティの葉っぱを持ってきて説明してくれた男性スタッフとのやりとりがちょっと面白かったんですが、確か菩提樹(?)だかなんだかのハーブティがあってお義姉さんが「どんな味なんですか?」と聞いたところ、、、
男性スタッフ:「お湯の味です」
え?と一瞬止まった後、爆笑しちゃいました(笑)
要するにあまり特徴的な味とか香りがないということかと思うんですが、それを注文した結果、確かにお湯の味でした(笑)
あー。面白かった。
私たちのテーブルについてくれた若い男性スタッフ(お湯の味とは別の人)も新人なのかちょっと説明がたどたどしかったり、「これは何ですか?」とか聞くと「あ、、、えーと、スイマセン。シェフに確認してきます。」と全部覚えきれてなかったりもしましたが、対応はとても感じが良くてなんだかほほえましかったです(笑)
お店を出るときはシェフもわざわざ出てきてくれて「いかがでしたか?」と気さくな感じ。でっかい帽子かぶったシェフではなく、黒エプロンのオジサンという感じの方でちょっと意外でしたがスタッフとともに見送ってくれるなど気配りもあって料理だけでなく全体的に大変満足しました。
しっかりと手のこんだフレンチですが、店内の雰囲気は堅苦しくないしスタッフも親しみのある感じでとっても気に入りました。
皆さんにもおススメしたいですし、また行きたいお店です。
ごちそうさまでした
-☆ Satokotさん ♪-
何も言う事ありません。すべてに満足ですね。
見た目も当然ながら味も美味しいのは言う事ないようですね。
魚や肉によって値段なども違うようですが、全部食したいですね。
フランス料理は味付けや見た目を大切にしていますよね。 (*^_^*)
by 異邦人 (2009-09-21 20:07)
お湯の味ってどんな味って感じですが、
まさにその通りだったようで、
おもしろかったです。
by manamana (2009-09-22 10:14)
見た目にも楽しそうなお店ですね。
肩肘張らずにおはしで食べられるというのも好感度が高いというか、
写真を見たら呑みたくなりました。(本日休肝日にて(^_^;))
by うつぼ (2009-09-23 21:59)
>異邦人さん、こんにちは。
ほんとに言うことなしでした。お値段もそれなりではありますが価格に見合った内容ですしとっても気に入りました。こういうお店に出会うとうれしくなります(^_^)
>manamanaさん、こんにちは。
「お湯の味」には爆笑しちゃいましたがそういう肩肘張らない雰囲気もまたいいなと思うお店でした。
>うつぼさん、こんにちは。
休肝日には目に毒ですね(笑)白老牛は赤ワインとぴったりだと思います。
フレンチといってもすっごくカジュアルなところからフォークとナイフがびしっと並んでるところまで様々ですけどお箸で食べられるおおらかさがあって、かつ手のこんだ料理が食べられるっていうのはポイント高いです(^_^)
by satokot (2009-09-24 14:01)
『お湯の味』って・・・葉っぱは飾りなのかー!(笑)
それにしても、料理のおいしそうなこと!
肉と魚、どっちにしようか迷っちゃいます(^p^)
by うたに (2009-09-25 12:38)
>うたにさん、こんばんは。
「お湯の味」って言われたらやっぱり目が点になりますよねー(笑)
でもお料理はすばらしかったです。
by satokot (2009-09-28 23:47)
カジュアルなフレンチ、緊張しなくて済みそう・・・笑
お昼からワインを飲みたくなりそうなメニューですね♪
by nao (2009-10-08 19:42)
>naoさん、こんにちは。
緊張しなくて済むってけっこう重要ですよね(笑)くつろいで食べられるお店は何度も行きたくなります。
by satokot (2009-10-09 13:13)